お菓子まつりからの広がり
お菓子まつりが開催されている。
「◯◯まつり」。
◯◯に入るのは何でも良い。
「イモ」だったり
「大根」だったり
「米」だったり
主に食べ物が入るわけだけど、
『なぜかコレがたくさん集まってきた』
という状況を指して、
とある友人が『◯◯まつり』という表現をよく使うので、私も真似するようになってまして。
今開催中なのが、『和菓子まつり』。
お礼、おみやげ、
箱ごとまるごと、詰め合わせ。
部屋のあっちとこっちと、置かれているお菓子。
賞味期限との兼ね合いもあるし、
なるべくお早めにお召し上らなくちゃなんだけど、
あればあるで、なぜか食べない不思議。
食べずにいた挙句、
爆発して一気に食べてしまう危険。
食べずにいるのは、
『こんなにお菓子があるのに食べずにいられている』という、
コントロール欲求みたいなもの。
食欲をコントロールできてる私、
っていう証みたく感じてるらしい。
コントロールできている私か。
自由にあれこれ手にできる私か。
選択肢が限られた自由か。
多い自由か。
求めるもの(自由)は同じ。
状態やあり方、心持ち、価値観の違い。
選択肢が多くて楽しいこともある。
多すぎてイラつくこともある。
選択肢が少なくて楽なこともある。
少なすぎてイラつくこともやはりある。
ベストの選択をしたいけど、
あれこれ悩んで迷う時間は、
楽しさよりも、苦痛だ。
ベストだったかもしれない選択があった可能性を捨てても、
早く決めてしまいたい、
せっかちさもある。
迷いを断ち切りたい。
煩悩の素はなるべく側に置きたくない。
いまのところ、
選択肢は少なめの方が性に合っているらしい。